超人気シリーズ「インディ・ジョーンズ」の最新作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」が、ついに2023年6月30日に日米同時公開されます。
インディ・ジョーンズと運命のダイヤル|映画|ディズニー公式 (disney.co.jp)
その前にこれまでの全4作品をおさらいしてみます。
レイダース/失われたアーク《聖櫃》
1981年 アメリカ制作 上映時間 115分
監督:スティーブン・スピルバーグ
脚本:ローレンス・カスダン
キャスト:ハリソン・フォード、カレン・アレン、ポール・フリーマン、ロナルド・レイシー、
ジョン・リス=デイヴィス、デンホルム・エリオット、アルフレッド・モリナ、
ウォルフ・カーラー、アンソニー・ヒギンズ他
あらすじ
第2次大戦前夜の1936年。考古学者のインディアナ・ジョーンズは、陸軍諜報部からの情報でナチスがエジプトで大規模な発掘作業を行っていることを知る。ナチスの目的が伝説のアーク(聖櫃)発掘であることを見抜いたインディはアーク奪還へ向かう。
引用:Filmarks
第一作目の舞台はエジプトです。
この作品は、後作にくらべてコメディ要素少なめで、ダークテイストになります。
今見ると、近年のアクション作品とくらべてもクルーエル(残酷)なシーンも多いです。
クールなインディが見られるのもこの作品の特徴で、敵を銃でクールに倒すシーンも初期作品ならではです。
個人的には、初期のこのテンションが意外と好きですね。
「レイダース」はここで見れます。
インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
1984年 アメリカ制作 上映時間 118分
監督:スティーブン・スピルバーグ
脚本:ウィラード・ハイクグロリア・カッツ
キャスト:
ハリソン・フォード、ケイト・キャプショー、キー・ホイ・クァン(ジョナサン・キー)、ロイ・チャオ、アムリッシュ・プリフィリップ・ストーン、ロシャン・セス、リック・ヤン、
デヴィッド・ヴィップ、チュア・カー・ジョー他
「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」には、かつてないスリルと興奮に満ちた体験が満載だ。インディ・ジョーンズと相棒のショート・ラウンド、ナイトクラブ歌手のウィリー・スコットは、ヒマラヤ山脈上空の飛行機アクションから、インドの要塞のような鉱山を駆け抜ける、手に汗握るトロッコ・チェイスまで、数々の冒険へと飛び込んでいく!
引用:Filmarks
「魔宮の伝説」はシリーズ中、一番リピート数の多い作品です。
アクションとコメディとキモさが、これ以上ないほど、絶妙なバランスで出来上がっている、極上のエンターテインメント作品です。
まるで、遊園地にいるような感覚になり、
シリーズの中で、一番アミューズメントパーク感が強いです。
ヘビやムカデやいろんな虫がウジャウジャって気色悪いけど、目をそらすほどではないですし、
何と言っても子役の活躍が絶妙です。
子役のキー・ホイ・クァンは、2023年のアカデミー作品賞受賞の「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」にも出演しています。
あとはトロッコシーンは映画史上に残るアクションシーンだと思います。
楽しすぎます!
今あらためて見ると、インディって、考古学者でプレイボーイで、アクションもできて、銃の扱いも上手いって、最強のスーパーヒーローだったんですね。
魔宮の伝説はこちらで見ることができます。
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
1989年 アメリカ制作 上映時間 127分
監督:スティーブン・スピルバーグ
脚本:ジェフリー・ボーム
キャスト:
ハリソン・フォード、ショーン・コネリー、デンホルム・エリオット、アリソン・ドゥーディ、
ジョン・リス=デイヴィス、ジュリアン・グローヴァー、リヴァー・フェニックス、
マイケル・バーン、ケヴォルク・マリキャン、ロバート・エディソン
キリストの聖杯を追うナチスが、聖杯の権威であるインディの父親を誘拐した。インディは、ネズミだらけのベニスのカタコンベを駆け抜け、ナチスのパイロットとのスリル満点のドッグファイトに挑み、強大な火力を誇る戦車に果敢に立ち向かう。聖杯に秘められた、命を与えそして奪い去る能力が明らかとなるとき、インディと彼の父親に残された時間も残りわずかとなる!
引用:Filmarks
インディの父親役は、ショーン・コネリーを置いて他にいないだろう、と思うくらいベストマッチです。
前作「魔宮の伝説」より、コミカル度が倍増していますが、父子のなんとも言えない関係、それも中年になって今更!?、なところがコメディになっていて、ちゃんとシリーズに深みを与えてるのは、流石スピルバーグ監督!
最後の聖戦はこちらで見ることができます。
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
2008年 アメリカ製作 上映時間 124分
監督:スティーブン・スピルバーグ
脚本:デヴィッド・コープ
キャスト:
ハリソン・フォード、ケイト・ブランシェット、カレン・アレン、シャイア・ラブーフ、
レイ・ウィンストン、ジョン・ハート、ジム・ブロードベント、イゴール・ジジキン、
ディミトリ・ディアチェンコ、アラン・デイル他
1957年。ソ連軍の女諜報部員・スパルコに拉致され、ネバダ州の米軍基地の襲撃に担ぎ出されたインディ・ジョーンズと相棒だったが、何とか逃げ出すことに成功。スパルコが狙っているのは、宇宙の神秘の力を解き明かす秘宝、クリスタル・スカルだった。
引用:Filmarks
前3作とどうしても比べてしまいますが、続編ものとしての息切れ感が否めなません。
このシリーズは、アドベンチャーアクションもさることながら、インディと、周囲のキャラクターとの人間関係が面白おかしく描かれているのが、ストーリーに深みを出しているのですが、本作品に限っては、どうもそれがうまく行ってない気がします。
ショーン・コネリー、ハリソンフォードに続く三代目としては、シャイア・ラブーフは弱すぎたかもしれません。
シャイア・ラブーフは「トランスフォーマー」のイメージが強すぎますね。
本作の方が先だから、言っても始まらないのですが・・・。
ただ、悪役にケイト・ブランシェットを持ってきたのは大正解です。
悪役ながら愛嬌もある役は、カメレオン俳優の彼女以外にありません。
また、「レイダース」に出演していたカレン・アレンが復活していたのも見どころです。
「クリスタル・スカルの王国」はこちらで見ることができます。
主演のハリソン・フォードは今年で御年80歳です。
最新作ではどんな活躍をみせてくれるのでしょうか。
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